おしらせNEWS

今日のアートスクールは、
20歳以上の学生限定のスペシャルなワークショップ。
世界で2番目に多種のジンを置く、渋谷のTOKYO FAMILY RESTAURANTに伺い、ジンの蒸溜家・三浦武明さんから「香り」のお酒であるジンの世界を学ばせていただきました。

代官山ティーンズ・クリエイティブは
小学生から25歳までの学生を対象としている施設ということもあり、
あえて20歳以上限定として、「ジン」を学ぶ講座を今回企画しました。

20歳から22歳までの7名の大学生が参加してくれて、
バーでバイトするのでお酒を学んでみたい子や、
普段からお酒が好きで一人で晩酌してる子、
お酒は苦手だけど「香り」に興味があって参加してくれた子など
動機はさまざま。

そんな学生たちに向け、なぜお店を始めたのか、
ジンとの出会い、香りの面白さについて語ってくださり、
一つ一つのお話が面白くて、ぐいぐいと三浦さんの世界に引き込まれていきます。

「香りのことを知ると、世界の解像度が上がるよ!」と三浦さん。
まずは、「味」と「香り」の違いを知るために
みんなで鼻をつまんで、とある香りのついた水をみんなでいただきました。
鼻をつまんだ状態では味がしないので何の味かわからず、
鼻を解放した途端、フワッと香りがして、みんなが「わかった!!!」という表情に変わっていきました。
味とは8割が香りでできているということが痛烈にわかったところで、ジンの骨格を形成する「ジュニパーベリー」、さらに「コリアンシード」、「アンジェリカルート」が配られ、それぞれ指で潰しながら香っていきます。

なんにせよまずは「ジン」を体験してもらわないと始まらないね、
ということでそれら3つの香りがブレンドされたジンをいただきました。
先ほどの3つの香りを探してみたり、
香りだけを嗅いだり、舌で味わってみたり。
度数が高いままではヒリヒリしましたが、トニックで割ったら飲みやすくて、うっかり飲みすぎそうになるほど。

蒸留酒と醸造酒の違いや、ジンのカテゴライズについて
土地ならではの香りを閉じ込められるのが「ジン」であることなど教わったのち、
お店に作られた最小規模の「蒸留器」を見させていただきました。

三浦さんが2年かけて下町の工場に作ってもらったという特製蒸留器。
プロダクトとしてもちろんかっこよく、これを使っていろんな可能性と夢を広げてらっしゃる三浦さんのお話も、
とてもかっこよかったです。香りとお酒の世界は、可能性が無限であることを知りました。

香りは、音楽と似ていて、
トップ、ミドル、ベースと3つに分類され、
それらをバランスよく組み合わせることで、
華やかでかつ持続する香りが作れるんだそう。

そのポイントに気をつけながら、
オリジナル蒸留器で生成した8つの蒸留水を、
みんな思い思いにブレンドしていきました。

匂いを嗅ぎすぎて、もうよくわからない・・と言いながらも自分好みの香りを調合して、
試飲まで体験させていただきました。

「自分はもう残りの人生を考えた時に、やりたいことをやるのではなく、
やらなくていいことを選択して排除しているだけなんだよね。なんでも心が動けばやった方がいい。
誰かみたいな人生ではなく、自分を信じて、自分を自分で応援してあげてくださいね!」

そんなエールを送られて、ちょうど就職活動中の学生や、
この春から社会に出る学生たちはそれぞれの胸に、深く三浦さんの言葉が刺さり、届いていたようでした。


2023.01.29

自分のアイデアを形にして、ビジネスを生み出す。
すでにある企業に就職するのではなく、やりたいことを事業にしてみる。

なんとなく難しそうなイメージがある「起業」について
Partners Fund 代表パートナーである、山田優大さんをお迎えし、
投資とは?VC(ベンチャーキャピタル)とは?
お金と仕事の仕組みと、みんなのアイデアを起業するための講義を行なっていただきました。

これまで山田さんが投資されたベンチャーの企業のお話などを聞きながら、
早速参加者それぞれがなんとなく考えてきたアイデアを、
山田さんが提示された6つのポイントに準えながら
投資家にプレゼンする気持ちで、各々発表していきました。

個々に考える子もいれば、
偶然同じテーブルに座った同士で一緒に考えよう!と意気投合するチームも。

動画のサブスクがあるように、子ども向けに美術館や博物館に行きやすくなるサブスクがあればいいのでは?
AIで既成されたイラストのコミュニティサービス、中距離移動サービスでトゥクトゥクをバズらせたい、
HIP HOPを作る際に必要となるビートを買えるサービスや、ADHDの人向けの学習サービス、
19歳、20歳という子どもでも大人でもない曖昧な年代をエンパワーメントするためのチーム発足など
次々と新しい視点での熱の入ったプレゼンが続きました。

「自分の思いついたアイデアは、すでに自分の前に100人は考えたものだと思った方がいい」
と山田さん。

また、アイデアを事業にするために「なぜ今なのか」というポイントを語れるかも大事なんだそう。

投資には2種類あり、投資家が行うのは「出資」。
その事業の将来性に賭けてお金を預けるというもの。
返済不要な分、その事業が将来成長するかの見極めが、非常に重要になってきます。

参考までにと、みんなが考えたアイデアに似た、既存のサービスについて
いろんなベンチャーを次々と紹介して、それぞれの独自性や将来性について
解説をしてくださいました。

すでに出したアイデアは本当にすでに誰かも思いついている。
それでも、参加者それぞれ自分の経験や日頃感じていることをベースに考えてくれたので
とても説得力のあるプレゼンばかりでした。

起業するには、
知識と体力、センス、そして一緒に働く「人」が大事になってくるからこそ
今日参加してくれた子たち同士が、自然と交流を深めているシーンが見受けられ、
こちらも微笑ましく見つめていました。

今後ますます不安定な社会で、いかによりよく豊かに生きれるサービスを生み出し、
お金を得ることができるのか。そしてそれはなぜ、「今」なのか。

それらを考える大切なきっかけを、ありがとうございました!

2023.01.28

2023年2月のミート・ザ・おやつは

こちらの2講座の開催を予定しています。

 

▼2/8(水)16:00〜17:30

余韵/むぎとみ 姜 優子

韓国のお餅 チョルピョン

 

▼2/27(月)16:00〜17:30

焼き菓子作家/田崎莉奈

サクサク!しぼり出しクッキー

●ミート・ザ・おやつ

参加費|無料

申 込|不要・当日受付

*参加をご希望の方は受付へお越しいただき、参加の旨をお伝えください

*お電話などでの事前予約は受け付けておりません

*受付は、参加者ご本人さまがお越しください

定 員|先着6名にて開催いたします

対 象|小学生以上~25歳までの学生

場 所|代官山ティーンズ・クリエイティブでの実地開催

 

・アレルギー表記に関しまして、ご参加の際に受付にてご確認ください。

・状況に応じオンラインでの開催となる場合がございますので、最新情報はHPをご覧ください。

 

学校帰りにお腹を空かせて遊びに来る

みんなで一緒におやつを作って食べましょう。

「こども」と「テーブル」を囲んで、

おいしいにおいの漂うひとときをみんなで創っていきましょう。

 

***これまでのミート・ザ・おやつの様子***
・2023年1月のフォトレポート
・2022年12月のフォトレポート
・2022年11月のフォトレポート
・2022年10月のフォトレポート
・2022年9月のフォトレポート
・2022年8月のフォトレポート
・2022年7月のフォトレポート
・2022年6月のフォトレポート
・2022年5月のフォトレポート
・2022年4月のフォトレポート
・2022年3月のフォトレポート
・2022年2月のフォトレポート
・2022年1月のフォトレポート
・2021年12月のフォトレポート
・2021年11月のフォトレポート
・2021年10月のフォトレポート
・2021年9月のフォトレポート
・2021年7月のフォトレポート
・2021年6月のフォトレポート
・2021年5月のフォトレポート
・2021年4月のフォトレポート
・2021年3月のフォトレポート
・2021年2月のフォトレポート
・2021年1月のフォトレポート
・2020年12月のフォトレポート
・2020年11月のフォトレポート
・2020年10月のフォトレポート
・2020年9月のフォトレポート
・2020年8月のフォトレポート
・2020年7月のフォトレポート
・2020年6月のフォトレポート
・2020年2月のフォトレポート
・2020年1月のフォトレポート
・2019年12月のフォトレポート
・2019年11月のフォトレポート
・2019年10月のフォトレポート
・2019年9月のフォトレポート
・2019年8月のフォトレポート
・2019年7月のフォトレポート
・2019年6月のフォトレポート
・2019年5月のフォトレポート
・2019年4月のフォトレポート
・2019年3月のフォトレポート
・2019年2月のフォトレポート
・2019年1月のフォトレポート
・2018年12月のフォトレポート
・2018年11月のフォトレポート
・2018年10月のフォトレポート
・2018年9月のフォトレポート
・2018年8月のフォトレポート
・2018年7月のフォトレポート
・2018年6月のフォトレポート
・2018年5月のフォトレポート
・2018年4月のフォトレポート

・2018年3月のフォトレポート
・2018年2月のフォトレポート
・2018年1月のフォトレポート
・2017年12月のフォトレポート
・2017年11月のフォトレポート
・2017年10月のフォトレポート
・2017年9月のフォトレポート

・2017年8月のフォトレポート
・2017年7月のフォトレポート
・2017年6月のフォトレポート
・2017年5月のフォトレポート

・2017年4月のフォトレポート

・2017年3月のフォトレポート
・2017年2月のフォトレポート
・2017年1月のフォトレポート
2016年12月のフォトレポート
2016年11月のフォトレポート
2016年10月のフォトレポート
2016年9月のフォトレポート

***協力***

・手の長いおじさんプロジェクト
手の長いおじさんプロジェクトの陶芸家さんより、器のご提供をいただいております。



■ 手の長いおじさんプロジェクトとは
使用に障りはないものの販売する際に気になる小傷などのある「ハネモン」の器を、子どもたちへ届けるプロジェクトとして、2011年の震災を機にスタートしました。
それぞれの作品が生み出される地域の風土が息づく素材・工法で、自然の流れに寄り添うもの作りを続けている作り手から「ハネモン」をお譲りいただき、養護施設や母子生活支援センター、こども食堂などへお届けしています。
https://motherdictionary.com/tenonagaiojisan/ 

発起人 ガラス工芸作家 石川昌浩より

出来るだけ多くのいろいろな子どもたちに「よい器」を使ってもらいたい。よい器ってなんだろう?それをずっと考えているおじさんたちが作る器。使用に支障はないが傷が入ってしまったものや多く作りすぎてしまったもの。作り手、配り手、使い手いろいろな手をいつもより少し伸ばして繋ぎあって集めていきます。子どもたちの純真さは世界をいやす想像力の種です。僕はそう信じています。

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2016/11/1(火)より、
こども食堂の広がりをきっかけに、新しい地域の形、新しい子育ての形を作っていくことを呼びかける「渋谷区こどもテーブル」サイトがオープンしました!
http://shibuyaku-kodomo-table.jp/

2023.01.26

平日の夕方、代官山ティーンズ・クリエイティブへ遊びにくると
日替わりで様々な分野のクリエイターに出会えます。

クリエイターと交流しながら、
興味のある分野を体験したり、会話を楽しんだり。

「ミート・ザ・クリエイターズ」は多様な価値観に触れることで
未来の自分に出会うきっかけが生まれる放課後の時間です。

ぜひ遊びにきてくださいね。

 

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●PICK UP

・2/9(木) 16:00〜19:00
みずしままゆこ / ぬいぐるみ作家、イラストレーター
ふわふわの かわいい なかまをつくろう!

 

 

・2/13(月) 16:00〜19:00
森崎真弓 / 紙製品企画・デザイナー
和紙で包もう!バレンタインラッピング

 

 

・2/15(水) 16:00〜19:00
長谷川莉奈 / 鼓奏者
みて・ふれて楽しもう!《おはやし》ってなーんだ

 

 

・2/16(木) 16:00〜19:00
chika / 作ると繋ぐ
選んで繋げてつくる アクセサリーワークショップ

 

・2/22(水) 16:00〜19:00
REIKOMONO / 糸紡ぎ作家
糸紡ぎ体験&手紡ぎ糸のバッグチャームを作ろう!

 

…and more!

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開催日:平日(月・水・木・金)

時 間:16:00〜19:00
*講座により、開催時間が異なります。
各講座の最新情報はHPをご覧ください。

参加費:無料

申 込:不要、自由参加
(お好きな時間内で出入り自由です)

対 象:小学生以上〜25歳までの学生

>>>詳細はこちら

2023.01.22