NEWSおしらせ

2023/01/28

【アートスクール】フォトレポート「ベンチャーを起業してみよう!~投資家が教える起業のノウハウ~」山田優大 / Partners Fund 代表パートナー (2023.1.28)

自分のアイデアを形にして、ビジネスを生み出す。
すでにある企業に就職するのではなく、やりたいことを事業にしてみる。

なんとなく難しそうなイメージがある「起業」について
Partners Fund 代表パートナーである、山田優大さんをお迎えし、
投資とは?VC(ベンチャーキャピタル)とは?
お金と仕事の仕組みと、みんなのアイデアを起業するための講義を行なっていただきました。

これまで山田さんが投資されたベンチャーの企業のお話などを聞きながら、
早速参加者それぞれがなんとなく考えてきたアイデアを、
山田さんが提示された6つのポイントに準えながら
投資家にプレゼンする気持ちで、各々発表していきました。

個々に考える子もいれば、
偶然同じテーブルに座った同士で一緒に考えよう!と意気投合するチームも。

動画のサブスクがあるように、子ども向けに美術館や博物館に行きやすくなるサブスクがあればいいのでは?
AIで既成されたイラストのコミュニティサービス、中距離移動サービスでトゥクトゥクをバズらせたい、
HIP HOPを作る際に必要となるビートを買えるサービスや、ADHDの人向けの学習サービス、
19歳、20歳という子どもでも大人でもない曖昧な年代をエンパワーメントするためのチーム発足など
次々と新しい視点での熱の入ったプレゼンが続きました。

「自分の思いついたアイデアは、すでに自分の前に100人は考えたものだと思った方がいい」
と山田さん。

また、アイデアを事業にするために「なぜ今なのか」というポイントを語れるかも大事なんだそう。

投資には2種類あり、投資家が行うのは「出資」。
その事業の将来性に賭けてお金を預けるというもの。
返済不要な分、その事業が将来成長するかの見極めが、非常に重要になってきます。

参考までにと、みんなが考えたアイデアに似た、既存のサービスについて
いろんなベンチャーを次々と紹介して、それぞれの独自性や将来性について
解説をしてくださいました。

すでに出したアイデアは本当にすでに誰かも思いついている。
それでも、参加者それぞれ自分の経験や日頃感じていることをベースに考えてくれたので
とても説得力のあるプレゼンばかりでした。

起業するには、
知識と体力、センス、そして一緒に働く「人」が大事になってくるからこそ
今日参加してくれた子たち同士が、自然と交流を深めているシーンが見受けられ、
こちらも微笑ましく見つめていました。

今後ますます不安定な社会で、いかによりよく豊かに生きれるサービスを生み出し、
お金を得ることができるのか。そしてそれはなぜ、「今」なのか。

それらを考える大切なきっかけを、ありがとうございました!