2025/12/14
【アートスクール】フォトレポート『◯◯のための本棚を作ろう』岩沢兄弟 / 空間デザインユニット(2025.12.14)
モノの決められた使い方を超えて、新しい発想でアイデアを形にすることを「見立て」といいます。
なんだか難しく聞こえてしまいますが、例えば工作。
空き箱を使って家を作ったり、いらない発泡スチロールを削ってロボットにしたり…。
これらは、まさに見立てから生まれるクリエイティブです。
本日の講師、空間デザインユニットの岩沢兄弟さんは
そんな自由な発想でさまざまな人たちの課題を解決してきた、モノづくりのプロ。
今日は、野菜を入れるための黄色いプラかごを、なんと本棚に見立てるワークショップ。
世界に1つしかない「〇〇のための本棚」をオーダーメイドします。
制作の前にまずは自己紹介。
今日のためお気に入りの本を持ってきてもらいましたが、そのセレクトは本当に個性豊か。
漫画、絵本、手帳、まだ作ったことのない料理本を持ってくる子まで!
お気に入りの本を貸してしまっているので、代わりに同じ大きさの雑誌を図書館で借りてきた子もいました。
今回主に使用するのは、プラかごと、木材。
岩沢兄弟さんが、これまで作品制作や展示などで使用されていた木材を再利用します。
プラかごを本棚にしていくために、
まずは持ってきた本の大きさに合わせて、どこで仕切りを入れたいかを考え、
かごの網目の間から木の棒を渡して、うまく板を乗せていきます。
木材はどれも端材なので、大きさも様々。
パズルのように、部品同士の形がぴったり合うとは限りません。
ひらめきでつけた部品が落ちてしまうなど、思い通りにいかない場面も。
そうして壁にぶつかるたび、岩沢兄弟さんが教えてくれる新しい道具やアイデアが、完成の鍵です。
大きいならカッターで削る。安定しないならフックをかける。落ちてしまうならグルーガンで接着する。
こうして、誰かに決められたレシピでは作れない、オリジナルの本棚が生まれていきます。
右と左で床の絵柄を変えて、2ジャンルの本を入れられるように。
中身が見えないように扉をつけて、こっそり読みたい本を入れる場所に。
敢えて中に傾斜をつけて、本をかっこよくディスプレイできるように。
自分のため、誰かのため、好きな本を思い切り楽しむための本棚が、次々と完成しました!
今日のように、正解がひとつではない環境の中でも、
自分がワクワクする方法を見つけたり、
新しい答えをつくり出していくことの楽しさを、
これからもさまざまな場所で味わってくれたら嬉しいです。
参加してくれた子の作品の一部は、今年いっぱいDTCにて展示予定です。
インスピレーションを刺激してくれる力作を、遊びに来た時はぜひ観てみてくださいね。
































