NEWSおしらせ

2025/01/25

【アートスクール】フォトレポート『15秒で世界を変えるCM作り』Jo Motoyo / 映像監督(2025.1.25)

CMとは、限られた時間で広告したいモノの魅力をぎゅっと詰め込み
たくさんの人に知ってもらったり、ほしい!と思ってもらうための映像作品です。

本日は、映像監督のJo Motoyoさんを講師に、
参加者のみなさんにおすすめの「グミ」を持ち寄ってもらい、
15秒の「グミ」のCMを作るワークショップを開催しました。

これまでJoさんが手掛けられてきたCMや、
過去の名作CMなど、いろんなタイプのCMを見せてもらうと
商品自体は知ってても、見たことない!という作品がいくつか。
今のCMはデバイスで見ると、その人が興味あるもののCMが流れるようにできている、
ということを教わります。

まずは、もってきてくれたグミを
チームごとにテーブルに並べ、食べて、CMにしたい1つを選んだら
次は、絵コンテ作りです。

絵コンテとは、映像を作るときの台本のようなもの。
Joさんから絵コンテの作り方を教わったり、
絵コンテから実際に出来上がったCMを見せてもらい、さっそく1人1案ずつ絵コンテを書いていきます。

「絵」コンテといいつつも、文字だけでもOKで、
どんなシーンをどんなふうに撮影するかが分かればいいのだそう。
描き終えたところで、チームごとにプレゼンし、最終的にCMにするアイデアを決めていきました。

アイデアが偶然に通ったり、
どうしても1つに絞れないチームは2案を作ることにしたり、
絵コンテが終わったところで手がとまらず、すぐ撮影に入るチームもありました。

サポートに、Joさんの制作チームの方がたくさん来られていて
そっとこどもたちに寄り添いながら、進行してくださっていました。

プロの照明をお借りして撮影したチームは
「すべては照明で決まるもんな〜」と、真理をつく発言をする小学生も。

DTC内の、いろんなお部屋、ビリヤード、卓球台、プランターなどを
自由にスタジオや小道具に見立てて撮影し、
グミを釣るシーンのあるチームでは、
「塩水にすれば、グミが浮いて釣りやすくなる!」と発想して
塩をボールの水に入れて混ぜるなど、小道具のアイデアも秀逸でした。

はじめは恥ずかしがってなかなか個が出せなかったり
ばらばらだったチームも、気づけば協力プレーで
みんなのアイデアがそれぞれたくさん詰まったCMが、無事に完成しました。

完成した作品はこちらからご覧いただけます。
https://youtu.be/SpbaFq2tSII

今日は朝から夕方まで長丁場の講座で、
参加者もみな、くたくたになっていましたが
たった15秒の映像を作るのに、
こんなに時間と労力がかかるということを、みんな身を持って学んでいました。

貴重な時間をつくってくださったJoさんと
まいこさん、わきたさん、こうやさん、りょうさん
本当にありがとうございました。

疲労感はありつつも、
それ以上に大きな達成感と、はじめましてのチームで一つのものを作るという経験は
今後の人生において、大切な宝物になると思います。