NEWSおしらせ

2024/07/20

【アートスクール】フォトレポート『夏のクリスマスパーティー グラフィックデザインの再利用でペーパーオーナメントを作ろう!』矢後直規 / Art Director・Graphic Designer(2024.07.20)

クリスマスのシーズンといえば冬ですが、
夏、真っ只中の今。

「真逆のことを考えてみるって素敵じゃない?」

今日は、Art Director・Graphic Designerの矢後直規さんと
グラフィックデザインを再利用したペーパーオーナメント作り&クリスマスパーティーを
開催しました。

「日本の真逆にいる人って誰だろう?」と矢後さんが問いかけると、
「寒い地域の人じゃない?」「イギリスは、夜だよ!」それぞれが答えます。

それに対して
「日本の真逆にいる人は、ブラジルとかメキシコとか南米という国。そちらは夜でみんな寝てるね。
逆の立場のことを想像するって、とても大切だし素敵なことだと思うから、
今日は、真夏だけどクリスマスツリーをみんなで飾って、一緒にパーティーをしたいと思います。」

そうして講座が始まりました。

今回飾りつける2本のもみの木は、
栃木県の那須高原で大切に育てられている本物のもみの木。

本来はクリスマス時期に出回るのですが、特別にもみの木シロップと一緒に送っていただきました。
飾り付けできたら、もみの木ジュースで乾杯です。

矢後さんはじめ、
第一線で活躍するグラフィックデザイナーによるデザインが施された紙や、
山梨県の富士吉田で、廃棄されてしまうジャガード織の端などをたくさん持ってきてくださり
それらを使って自由にオーナメントを作ります。

キラキラでカラフルなジャガードに魅せられて、
もみの木だけでなく、自分自身を飾りつける子やDTCの植物や窓ガラス、ビリヤード台、床まで飾りつける子
矢後さんデザインのアクリルオーナメントに、さらに手を加える子
デザインされたグラフィックから発想して新たなポスターを作る子など
自由な発想で、どんどん華やかになっていく空間。

空間の賑やかさに呼応するように
参加者たちのテンションもボルテージもどんどん上がっていきました。

一通り飾り付けできたところで、もみの木ジュースで乾杯し、
クリスマスパーティーの始まりです。

3時間という長丁場でしたが、誰も集中力を切らさずに最後まで楽しみ尽くし
小学生から大学生と幅広い年齢の参加者でしたが、それぞれ講座を通して交流して
気づいたらお互いを飾り付けたり、おそろいのポスターを作ったり自然と仲良くなっているのも、
印象的でした。

矢後さんが、ご自身のデザインされた冊子やマグカップ、Tシャツ、トートバックなどを
最後にプレゼントしてくださるスペシャルなシーンも!
矢後サンタさん、ありがとうございます。

暑い日が続きますが、真逆の冬を想像して
少しでも涼しく過ごしてもらえますように。