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2023/10/22

【アートスクール】フォトレポート『絵の具と水と油で作る!自分だけの惑星』 中西伶 / アーティスト(2023.10.22)

今日は、 中西伶さんをお迎えして、アートスクールを行いました。

『絵の具と水と油で作る!自分だけの惑星』
絵の具を、垂らしたり、塗ったりして混じり合った絵の具でキャンパスに惑星を作っていきました。

最初は、中西さんが絵の具と水の比率を見せて、水の量を変えることでどう絵の具が広がっていくのか
水だけを絵の具の広がりに垂らしたり、油を上から指で少しづつ垂らしたりと
完成した最終形態の作品よりも、むしろ作品をつくる「プロセス」を重視する”プロセスアート”についても
説明しながら、デモンストレーションを見せてもらいました。
みんな興味津々に、キャンパスを覗き込みます。

座ってゆっくりと絵の具を交わらせていくのと、立って上から絵の具を落とし勢いがつくパターンと
2種類のやり方をみせてくれて、絵の具をどうキャンパスに乗せるかで違った雰囲気が出せます。
こうした、絵の具を落とす高さ・速さ、水分量の違う絵の具をのせる順序など
自分なりのやりかたで、色々試してみて面白い現象を作っていってみます!

まずは、好きな色を一色ずつ選び、水をどれぐらい混ぜるのかも決めてもらいます。
1色目をキャンバスの半分に乗せたり、真ん中から垂らしたり、
水分量の少ない絵の具を上から豪快に垂らしてみたりと、みんなそれぞれの惑星づくりがはじまっていきます。

最初はみんな慎重にやっていましたが、2色目、3色目となると
どんどん豪快に、スピードもあがっていきます。
キャンバスを傾けて絵の具を流れさせてみたり、手や筆でキャンバス上の絵の具を混ぜてみたり
手も足も絵の具だらけになりながら、みんな次の色を求めて
どんどんとアイディアを試していきます。

たまに他のお友達の作品を見てきれいー!という声があがったり
子どもたちが、次はどれぐらいの水分量の絵の具を載せたら面白くなるかなと
中西さんを呼んで相談したりしながら作っていきました。

1枚目がみんな完成した後、もう1枚やりたいひと〜?と聞くと
みんな手を上げてくれたので、2枚目にも突入!
1枚目よりも格段とみんなの勢いが増し、違うテーマをもって制作する子や
ペアのような作品を制作する子もいました。

10人の参加者、どの作品も本当にそれぞれで、自分だけの惑星になりました。

今回作った作品は、乾かして後日お渡しします、
お家にぜひ飾ってくださいね。

中西伶さん、本日は楽しい体験をありがとうございました。