NEWSおしらせ

2023/09/03

【アートスクール】フォトレポート『 “建築を味わおう”建築弁当ワークショップ』 建築弁当設計室(2023.09.03)

世界には、”名建築”と呼ばれる建築がたくさんあります。
その建築を、お弁当に見立ててみたら、どんなおかずが入るだろう・・?

そんな、少し変わった視点から建築を捉える試みをしている
“建築弁当設計室”さんをお迎えし、
『 “建築を味わおう”建築弁当ワークショップ』 を開催しました。

まずは、たくさんの建築を見てみます。
船のような形をした美術館、空に浮かぶ茶室、
リボンが絡まったような形の教会など、
場所や用途の特徴を捉えた建築の面白さに触れました。

次に配られたのはとある建築の設計図。
間取りや造りから、ここがどんな建築を考えます。
マンション、ホテル、美術館・・ひとつの設計図からさまざまな情景が見えてきます。

では、この建築をもっと俯瞰的に見てみると、何に見えてくるでしょうか?
地球、サッカーボール、リース、パズル、UFOなど、
丸い特徴を活かしたイメージが浮かんだところで
どんなお弁当が作れるか、さらに想像を膨らまし、絵を詰めていきます。

ここは丸いからロールケーキが入りそう!
下にお米を敷き詰めて、上におかずをのせて、少し浮かんだように見せたいな。
この向きで見たら、顔に見えるから、顔弁当にしよう!

みんなの想像力に建築弁当設計室のみなさんもびっくり。
建築の造りを活かした、唯一無二のお弁当が完成しました!

ちなみに、この建築とは、石川県・金沢市にある”21世紀美術館”。
建築弁当設計室のみなさんは、この丸い形を中華テーブルに見立て、
模型を回しながら中華を食べられるようなお弁当を、実際に作っているそうです。

世界中にある、魅力的な建築の数々を
“お弁当”という身近なものに例えることで
改めて建物の機能とデザインに触れ、
少しでも、興味を持つきっかけとなっていたら嬉しいです。