NEWSおしらせ

2025/04/19

【アートスクール】フォトレポート『粘土(クレイ)でパック?!自分の肌を大切にするスキンケア』川野太蘭 / GOLEM代表(2025.4.19)

「スキンケアってなんだと思う?」

今日は、スキンケアブランド『GOLEM(ゴーレム)』代表、川野太蘭さんをお迎えして
自分にとって本当に必要なスキンケアは何かについて考えるアートスクールを開催しました。

冒頭、なんでわたしたちは、スキンケアってすると思う?
と川野さんが問いかけると、
・大人になったときに老けないため。
・自分の肌を、病気から守るため。
・肌を大事にするため。

いろんな意見が、こどもたちから返ってきました。

自分の身体や肌は、メンタルや体の調子、季節によって日々変化するもの。

実際に何がどれだけ入っているのかよくわからない既製の化粧品から選び、
これさえ使っていれば絶対大丈夫!というものはありません。

「その日の自分と対話して、
今の自分に本当に必要なものが何かを考えてスキンケアができるといいよね」と川野さん。

まずは自分の肌に触れてみて、ご用意くださったスキンケアシートに、
今日の肌の調子や悩みなどを記入し、
GOLEM共同代表の川端さんもサポートくださり
一人一人の肌に必要なクレイの配合をアドバイスくださいました。

その分量に従い、
3種類のクレイをボウルにいれて水に解き、
一人一人異なる、その人だけのクレイペーストをつくりました。

とろとろのクレイペーストをみて
思わず美味しそう!と反応する子も。

GOLEMで使われているクレイは、
オーストラリアとニュージーランドで採掘されたもので、
地球が何万年もかけて積み重ねてきたものを、「そのまま」使っているんだそう。

クレイの他、
フルーツの実を蒸留したミストや、植物の種のオイルも自由にクレイに加え
効能だけでなく、単純に自分が好きだなと思う香り、
感覚に従ってセレクトしてもいいんだよと教わります。

ちょうどいい固さに混ぜられたら、実際に肌に乗せていきます。
はじめはスパチュラを使っていた子たちも、どんどん慣れていき
最後は手で肌に塗っていきました。

パックだけでも気持ちがいいのですが、
今回はお湯を張った洗面器を使って、パックした状態で蒸気浴も体験しました。
お湯の蒸気を逃さないよう、大きな布をかぶってその中で静かに深呼吸をします。

クレイパックは、乾くことが一番のNG行為だそうで
乾かないように、蒸気を浴びて、深く呼吸しながらゆったりとした時間を過ごしました。

蒸気を浴び、だんだんクレイが溶けて
口に入った!目に入った!と、こどもたちがプチパニックになるシーンもありましたが
クレイを落とした後の、こどもたちの肌の美しさたるや!
ずっと触っていたくなるほどもちもちになり、美白の肌へと生まれ変わって
自分の肌の持つポテンシャルを、それぞれ感じることができました。

小学生から大学生までの幅広い世代が参加してくれたので
肌に対する考えや悩みのポイントもさまざまでしたが、
自分の肌の美しさを知ることで、自分のことを好きになったり、自分のことをより大切にしたいと思えるきっかけになっていたらうれしいです。

そして、既存の価値観にしばられず、
これからも自分自身と対話しながら、本当に必要なものが何か、これからも探究して大切にしてもらえたらと思います!