NEWSおしらせ

2025/03/26

【DTC CREATIVE SESSION2025講座】フォトレポート『Gomaといっしょに白玉屋台!』 Goma / 料理創作ユニット(2025.3.23)

10週年を迎える記念すべき「DTC CEATIVE SESSION」での「食」のアートスクールは、
「わいわいと盛り上がる屋台」「10や『、、、(テンテンテン)』を関連付けたい」という熱い気持ちとふわっとしたイメージから始まりました。

これを受け止めて頂けるのはGomaさんしかいない!となり、快くお引き受けいただきました。

Gomaさんからいただいたアイディアは、「10色の白玉団子」!
白玉は作り方もシンプルで、みんな食べたこと、見たことのある食べ物なので
完成イメージもつきやすいかな〜と思いきや、
今回は完成品をイベントにご来場いただいたみなさまにふるまうため、
「10種類の味の白玉つくり」「1本に4玉を串刺しにしてトッピングしたものを合計150本(600玉)つくる」という
量産型の大仕事となりました。

自然な色付けで工夫しながらGomaさんが試作を繰り返してくださり、決定したのは
よもぎ、にんじん、むらさきいも、いちご、とうもろこし、ブラックココア、ココア、すり黒胡麻、すり白胡麻、マンゴーの10色10味。
これを10人で1人1味担当しました。

好きな味を選び白玉つくりスタートです。
Gomaさんのかわいいイラスト付きのレシピを見ながら各自すすめます。

1番大事なのは水分量。
少しでも多く入れてしまうとぶよぶよの白玉になってしまうので慎重に測りを睨みながら水をいれます。
おそるおそる白玉粉を100グラムまでゆっくり測ったり、ドババーといっきに進めてしまうこどももいました。
白玉粉は粒になっているのでその粒を潰すように手で押し混ぜ、腰を入れてぐいぐいと、色が均一になるまでまとめていきます。
ひとり白玉粉300g、白玉を60個つくる計算ですが、
今回はあえて同じ作業を3回繰り返し、白玉の塊を3つ作ります。
繰り返すことで、だんたん慣れてきてコツを見つけることも。
自分で食べるだけでなく、たくさん作って屋台でふるまうために、手早くきれいに作る意識が芽生えてきます。

Gomaさんとのお話が楽しくて手が止まってしまう事もあったけど、
早く作り終えた子は他の子のフォローに入ったりして、良いチームワークができあがりつつありました。

さて、白玉を茹でる行程です。
カラフルに丸められた白玉をお湯の中へ投入!
みるみるうちに色が発色良くなりつるんとした見た目に♡
浮かんできて2分30秒経てば茹で上がり! 冷や水につけて粗熱取れたら完成。
こちらから指示するわけでもなく自然と白玉を鍋に投入担当、ゆで担当、冷や水担当に役割分担しているグループもありました。
他の子がこねた白玉を見て「おいしそ〜」「これ何味?たべたいなぁ〜」など、みんなの試食ボルテージはあがります。

気づいたらもう講座終了時間の13時!! 大急ぎで串にカラフル白玉を刺していきます。
「4つ目の白玉は串から突き出さないこと!白玉の中心に突き刺すこと!」
Gomaさんからレクチャーしてもらい、串刺し作業はこどもたちにお任せし屋台の準備も始めます。
しばらくしたら「できたよ〜」とこどもたち。ちゃんと指示通りにつくりあげてくれました。白色4玉の串もあったけれど……。

甘い屋台チーム、しょっぱい屋台チームに分かれ、それぞれやり方を教えてもらいます。
甘い屋台は白あんにフルーツ味を足して3種類の甘い餡をつくり、白玉の上にトッピング。
しょっぱい屋台はチーズをこんがり焼いて白玉に巻き付かせます。マヨネーズ、ケチャップ、七味など、お客様の好みでセルフトッピング。

やっと待ちに待った試食ターイム!! 練習も兼ねて自分の白玉串を作り上げてきます。
たくさん白あんを搾り出しちゃったり、チーズのこんがり具合にはテクニックが必要だったり、わーわーいいながらはらぺこのお腹を満たしていきました。
みんなで揃っていただきますをする時間がなく、それぞれでいただきました。

ふるまい屋台は希望者のみ参加を募っていたところ、全員が参加してくれることになりました!
ここからは作り手から売り手(売らないけど)になります。

ふるまい時間は少し押してスタートできました!
「あまいのおいしいよ〜!」「しょっぱいのいかがですか〜!」「整理券持ってるかた〜いますか〜?」
自ら声を出して来館者におすすめをしていました。もう立派な売り子です!
あっという間に飲食スペースが満員になり、白玉を食べていただいたみんなの笑顔で溢れてました。
お姉ちゃんお兄ちゃんが作った白玉、我が子が作った白玉、友達が作った白玉など、それぞれ隠し味が足されて美味しさ倍増です。
整理券分の白玉は配り終え、Gomaさんより「みんな、もう一本たべていいよ〜」と言っていただき、疲れた顔から一変、どっちの味にしようか目がキラキラ!
一仕事終えたあとの白玉は心に染みているかのように「ふぁ〜おいしい……!」一息と共に感想がこぼれました。

イベント講座でしか味わう事ができない、「作る→ふるまう」というスペシャルな講座ができました。
当初「わいわいと盛り上がる屋台」を考えておりましたが、想像以上の盛り上がりもみせてくれて、
参加してくれたこども達のやる気、パワーを感じる事ができました。
10周年イベントをみんなと楽しめたこと、味わえたこととても嬉しく幸せな時間でした。

▼ photo by shuyanakano