NEWSおしらせ

2024/08/04

【アートスクール】フォトレポート『三角形の木を組み合わせて作るアートワーク』 小林学文 / 山登り木工作家(2024.08.03)

今日は、山登り木工作家の小林学文さんをお迎えして、三角形の木片を用いてアートワークを作る講座を行いました。

大きさも、色も異なる三角形の木片。それらを自由に組み合わせて、形を作っていきます。お持ちいただいた小林さんの山をモチーフにした作品も見せていただき、どう作っていくか理解をしたら、ポストカードサイズの土台にアートワークを作っていきます。

素材の木片はどれも着色していない自然の色。
濃茶、淡い茶、赤い茶、黄色(!)木の色でもこれだけの色の幅があることに驚きつつ、自由に組み合わせていきます。色、大きさが異なるとはいえ、三角形だけを組み合わせることに試行錯誤。好きな形を作りたいけれど、三角形しか使えない制約がみんなを悩ませます。イメージが固まらなくても手は動かしていきます。手を動かしていると、何かうっすら見えてきた子も。そのイメージを手繰り寄せるように、さらに手を動かして形にする子もいれば、具体的なイメージが湧いてきて、それに基づいて形を作っていく子も。手が動き始めると、みんなの創造力も加速していきました。

途中、小林さんの指導のもと、電動鋸にもチャレンジ。一人が小林さんの作品のクマを切り始めたら、あっという間にみんな続き、木のクマも誕生していました。

続々とみんなの作品が完成してゆきます。小林さんの作品は登山をされることもあり山でしたが、みんなの作品は山あり、女の子あり、動物あり、平面的、立体的、いろいろな幅がありました。中には2つ作った作品が繋がって1つの作品になる子も(お見事!)。

三角という同じ形を使って創造された作品は、参加してくれたみんなの数だけそれぞれに自由なものでした。おしゃべりも楽しみながら、手を動かす時間。誰からも邪魔されない、自分だけの時間。
これからも、今日の楽しさを思い出して、どんどんものづくりを楽しんでくださいね。