2024/04/15
【アートスクール】フォトレポート『切り紙ってなんだろう?何ができる?』 矢口加奈子 / 美術家・切り紙作家(2024.04.14)
今日は美術家、切り紙作家の矢口加奈子さんをお迎えして、切り紙講座を行いました。
切り紙って、どういうものなんだろう?
最初は、切り紙をどうやって作るのか、矢口さんが自己紹介を兼ねて簡単な作り方を説明してくれます。紙を折り重ね、そこに思うがままにハサミを入れていく。折った紙を広げていくと、そこには思いもよらないカタチが!折り方、折る回数が変わるだけでも、カタチはどんどん変わってゆきます。
やり方がわかったら、みんなで切り紙に挑戦。どこにハサミを入れる、どれくらい切る、すべてが自由。広げて出来上がるカタチをみて、次々と声も上がります。出来上がるカタチが楽しくて、次々に切り紙を作っていきます。中には、どうハサミを入れたか、覚えていない子も。途中、矢口さんに切り紙を大きく作ったり、繊細なカタチに作る方法を教えてもらい、みんなの作る切り紙のレパートリーはどんどん増えていきます。
出来上がる切り紙は、みんなを刺激しあって、続々と新しいカタチが生まれます。矢口さんから切り紙同士を重ねることでまた違った見え方になることを教わったら、立体的に構成しようとする子も。これには矢口さんもビックリ。
当初は、矢口さんと切り紙だけでなく、それをモビールにすることで作品という形にできたらいいですね、と話していたのですが、みんなの手にかかった切り紙は、モビールに止まらず、英字新聞のストール、立体モビール、一輪挿し、ブレスレットなどさまざまなカタチとなりました。
創作することの楽しさ、自由さを今日の講座を通して感じてもらえたら嬉しいです。
これからも作りたいもの、やりたいこと、何にでもどんどん挑戦してくださいね。
矢口さん、今日は自由で、楽しい創作の時間をありがとうございました。