NEWSおしらせ

2024/03/11

【DTC CREATIVE SESSION2024講座】フォトレポート『虫の生活を想像してみよう』木村亜津 / アーティスト、冨田秀一郎 / 生物学者(2024.3.10)

本日は、アーティスト・木村亜津さん、生物学者・冨田秀一郎さんにお越しいただき、
虫の糞をお茶として味わい、絵を描くワークショップを開催しました。

まず、虫の糞をお湯で抽出して飲み比べをするところから始まります。

飲んだ順番

1、カイコ(エサ:クワ)と桑茶
2、アマミアナナフシ(エサ:サクラ)とアマミアナナフシ(エサ:ヤマモモ)
3、桜葉茶
4、エリサン(エサ:ヒマ)

 

各々、自分で考えた特徴を書き、味の分布を行いながら飲み比べます。
苦味や甘味、まろやかさなど、基本的なものや、原材料感(虫が食べているもの)などパラメーターは、人それぞれです。

虫の糞のお茶ということで、身構えてしまうと思いますが、研究目的で飼われており特定の植物のみを摂取しているため、普通の糞とは異なりサクラの葉だけを食べたアマミナナフシなどは、お茶からサクラの香りを感じたそうです。味の好みが人によって差がある様に、クワの葉を食べたカイコの糞が飲みやすい人もいれば、ヤマモモの葉を食べたアマミナナフシの糞渋みが緑茶に近くて飲みやすい人もいました。中には細かく飲み直して分析して、まるで、バリスタのような子もいました。笑

お互いの感想を共有したあとは、同じく抽出した糞でドローイングです。
糞によって抽出される色素が違うので、それが濃淡の表現につながります。

木村亜津さんが、制作時に使われる道具も用いて思い思いの表現を描きました。

最初は、少し緊張しているところもありましたが、飲み始めてからは味について話したり、
冨田さんから、虫についてのお話も聞きながら楽しく体験している姿が印象的で、終始和やかでお茶会の中でゆったりとした心地よい時間でした。

作品は、イベント期間終了の3月24日まで4F 入口にて展示します。
ぜひ、あなたの知らない虫の世界をご覧ください。