NEWSおしらせ

2023/10/07

【アートスクール】フォトレポート『お花で飾るフラワーテーブルコーディネート』香内 斉 / フローリスト(2023.10.07)

みなさんは、お花屋さんの仕事って知っていますか?

お花を売るために、まず市場でお花を仕入れます。
市場が空いてるのは月水金で、お花を仕入れる時は朝3時に市場にいき、仕入れたあとはお花が水をきちんと吸い上げられるようにできるように水揚げという作業をするそう。

お店で華やかな切花や花束を売っているその裏側には、
綺麗なお花を保つためも大切な作業がたくさんあることをはじめに教わったのち、今日はフローリストの香内斉さんをお迎えして
ただ花瓶にお花を生けるだけでなく、
お花を食べ物に見立てたクリエイティブなテーブルコーディネートのアートスクールを開催しました。

外苑前にある香内さんのお店からまるごと、
秋の色とりどりのお花を代官山ティーンズ・クリエイティブに持ってきてくださいました。

まずはじめにお手本を見せていただきます。

どんなものを作ってほしいかとの質問に、
「デザート」とのリクエスト。

並んだお花から手早くいくつかをセレクトし、
それらをケンザンにさして「デザート」のかたちを作っていきます。白いお花は生クリームをイメージしているそうです。デザートに加え、コップにもお花や木の実と水をいれて、素敵な「ドリンク」も出来上がり。

では、早速みんなも思い思いの「食べ物」を作っていきます。

すぐに何本もお花を選べる子、どれを使うかう〜んと悩んでしまう子も、自分のペースでそれぞれのテーブルを作っていきます。

その間に、香内さんもテーブルの花瓶にお花をさらに生けてくださり、より華やかなテーブルになりました。

本当の料理だと、やり直しは聞かないけれど、お花をつかっているから、一度お皿に持ったあとも全部一度下ろして、ゼロからやり直すこともできますね。

完成したお花でできた「食べ物」、それぞれ何をイメージして作ったのかひとりずつ発表していきました。

優雅な朝ご飯や、すぐに食べられそうなサラダ、色鮮やかなデザートなど、かたちも色も全然違うみんな思い思いのご馳走をのせたお花で溢れるテーブルコーディネートを作ることができました。

贅沢で華やかな内容をご準備くださった香内さん、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

たくさんのお花から生まれた個性あふれる彩り豊かなコーディネートたち。これからもいろんなお花と出会って、いろんなシーンでぜひ生かしてみてくださいね。