2023/07/02
【アートスクール】フォトレポート『新聞紙×ガムテープアートを体験しよう!』 関口光太郎 / 新聞紙×ガムテープアーティスト(2023.07.02)
「渋谷は大昔は海でした。
だから、今日はまずここに新聞紙の海を作りましょう。」
そんな言葉で始まった今日のアートスクール は、新聞紙×ガムテープアーティストの関口光太郎さんをお迎えして行いました。
まずは、関口さんの言葉通り、会場にみんなで新聞紙を広げて、新聞紙の海(山?)を作ります。
用意した新聞紙を全部広げると、かなりの量。
そんなものを見せられたら、こどもたちの体はムズムズしてきます。それに答えるかのように、関口さんから一言。
「この海でかくれんぼをしてみよう」
歓声を上げて、飛び込むこどもたち。3人くらい、すっぽり隠れてしまいます。新聞紙でかくれんぼができるとは思いませんでした。
次は雪合戦ならぬ、新聞紙合戦。新聞紙を丸めたり、たくさん持って、こどもたちVS関口さん!
全方向から、こどもたちの攻撃を受けて、関口さんもたじたじに。
こどもたちの緊張もほぐれ、さらには新聞紙もいい感じにこなれてきました。
さあ、ここからが本番。
関口さんが用意してきてくださった骨組みに、新聞紙をつけて、作品を作っていきます。
全員で作るのは、渋谷らしいものということで「ハチ公像」!
関口さんが説明と見本を示しながら、骨組みに新聞紙を巻き付け、ガムテープでしっかり留めていきます。
新聞紙を集める子、ガムテープでひたすら固定していく子、尻尾を作る子もいれば、寝転がってお腹周りを担当する子もいたり。打ち合わせもしていないのに、見事な分業になって、ハチ公が出来上がってゆきます。
途中からは、カラーのガムテープを使って装飾も開始。気づけば、赤いかわいいリボンがついて、目がキラキラした、愛らしいハチ公像が完成しました!
続いて、今度はみんながそれぞれ好きなものを作る時間。
ハチ公作りで習得したことに加え、関口さんからアドバイスもいただいて、制作スタート!
最初から作りたいものを決めてきた子がいたり、お友達と2人で共同制作もあれば、なにやら不思議なものが時間を追うごとに成長していたり、と頭も体もほぐれたみんなの創造力は自由に羽ばたいていました。
新聞紙とガムテープ、身近にあるものだけで、こんなに自由で、豊かで、楽しい創造ができるとは!
関口さん、お忙しいところ、貴重な体験をありがとうございました。
みんなで制作したハチ公は、しばらくDTCで展示しています。
創造力は無限大、自分の大好きな世界で羽ばたいていきましょう!