【アートスクール】フォトレポート『新・缶バッジの楽しみ方』 内田智速 / アーティスト（2023.06.17）

日頃目にしているものは、四角い世界？丸い世界？
考えたこと、ありますか？

本日は、アーティストの内田智速さんをお迎えして、缶バッジ制作を行いました。

身近で目にする缶バッジ。
自分の気になる缶バッジは、自分の好きなものが円の中に閉じ込められている。

日頃目にする景色、自分の好きなものを缶バッジにするに当たって、どのようにバッジを作っていくのか。内田さんが作られたショートムービーを見て、その作り方を教わります。

なんとなく作り方を理解したら、さっそく制作開始！
持ってきたバッジにしたい写真や雑誌などを、今回制作する75mmの円の中にどうおさめるのか、構成を考えていきます。内田さんがお持ちいただいたホログラフや、色紙、お菓子の包装紙なども加えて、みんなの手が動いていきます。

そして、アイデアが浮かんだら内田さんに相談。しっかり固まっていなくても、内田さんと話すことで作りたいものも見えてきます。アイデアが固まったら、内田さんに缶バッジマシーンを使ってバッジにしてもらいます。あっという間に次から次へとバッジが完成。当初は1個のバッジを作る予定が、全員が2個作ってしまいました！

少ないパーツで構成して、シンプルにメッセージを伝えるもの、好きなキャラクターに背景を合わせてみたり、自分で描いた絵を使ってみたり、写真を何枚もコラージュして円の中に小さな世界を閉じ込めたバッジもあったりと、こどもたちの発想のやわらか豊かさで、たくさんのバッジが出来上がりました！

手を動かして好きなものを作り続けたら、いつだってきっとステキな作品が出来上がるはず。今日の「自分の好きを円の中に収める」作業を通して、自分の好きなものを見つめ直すことができたら、嬉しいです。