おしらせNEWS

【アートスクール】フォトレポート「時代を疑い、時代を創っていく方法」TEPPEI / スタイリスト (2022.4.24)

将来や夢について悩めるティーンズに
ぜひこのタイミングでTEPPEIさんと出会ってほしいと
長年温めていた企画がついに実現しました。

スタイリストだからスタイリングの講座をするのではなく、
もっと根底にある子どもたちがこれからをサバイブするために
必要なメッセージを伝えたいと、ご準備下さったTEPPEIさん。

まずは年齢も学校も参加動機もバラバラの参加者みんなことを知る時間にしたいと、
1人ずつと対話し、簡単な自己紹介と進路の悩みや、
今回参加した理由などを話して一人一人、丁寧にヒアリングしてくださいました。

参加者の話しや思いを聞きながら
TEPPEIさんご自身とリンクする部分は、
生い立ちやスタイリストに至るまでの経緯を織り交ぜながら話してくださり、
話が有意義に広がって
各々のパーソナルな話をみんなで共有しました。



TEPPEIさんとの対話で
参加者たちが、自分の輪郭を掴んだところでコラージュ制作へ。

今回持ち物として
『好きなもの』の写真をたくさん持ってきてもらったのは、
『自分の好き』が何かを可視化して自己翻訳をするためでした。



マイケルジョーダンが好きな子や、
人が好きな子、自然や雨に濡れるのが好きな子など

それらをボードに貼り合わせることでなんとなく好きだと思っていたものたちが、
グルーピングされ、そこから何が見えてくるか。
作ったコラージュを見せながら、1人ずつ、自分についての説明をしていきます。

  

そのプレゼンを聞きながらTEPPEIさんは、
出来上がったコラージュの”作品自体”というよりも
好きだと言ってるモノ
その写真を選んだ感覚
レイアウトや切った形の理由など
各々の考えを通してその”人自体”をきちんと見て、
一人一人リスペクトしながら理解しようとしてくださいました。



『自分を知っていることが、自信につながるんだよ』とTEPPEIさんは言います。
そのためにも自己翻訳が必要で、
今回、コラージュを作ってもらって自分と対話しながら客観的に自分を捉えてもらったと。

『生きていく上でやはり他者にわかってもらう必要があって、
言葉はもちろん、クリエイティブなお仕事であればさらにセンス、
感度を通して作品に変換して伝えています。』

それぞれの作品を通して、
TEPPEIさんがこどもたちの内面まで見抜かれるので、
参加者たちも驚くとともに、ただただみんな尊敬の眼差し。
こんなに正確に分かってくれて、
的確で刺激的なメッセージを伝えてくれる大人がいるというところに、
参加者たちみな感激していました。

こうした魅力が、
TEPPEIさんが15年以上トップランカーでご活躍されている所以のひとつなんだろうとも思いました。

そして最後になぜ今回
“時代を疑い、時代を創っていく方法”という尖ったタイトルをつけたかについて、
TEPPEIさんは、やさしく力強く参加者に語りかけました。

『今の戦争やコロナなど不安定な社会情勢だけでなく、
媒体の多様化により、いろんな情報を手軽に摂取できるようになった分、
それに右往左往させられたり、自分の”好きだ”と思う感情が、
自分ですらわからないという事態が起こり得る時代になっています。

社会を疑って、情報の正しさや自分を知るためには
まず、自分の価値観や自分がどういう考えができるのかということを、
自分がいかに強く知っているかが大切です。

多様化する世の中で、いち人間の人間力みたいなものがとわれていく昨今、
これからを切り拓いていくためにも若者のみなさんには、
こうした力を持って、楽しく生きていってほしいです!』

昨日の講座内容を消化するまでそれぞれ時間がかかるだろうし、
TEPPEIさんのメッセージがみんなの人生を後押しするタイミングは、まだまだ先かもしれません。

ただ確実に個々の人生に刻まれ、
紛れもなくTEPPEIさんの哲学が参加者たちに根を下ろした時間でした。
そして住む場所も年齢も違う、
10代のみんなが出会う機会になったことも、実りある時間だったように思います。

いつかこの先、何かに迷ったときには、
自分の好きが何かを知って、それを言語化し、強く自信を持って生きていってもらえたらうれしいです。

貴重な講座をTEPPEIさん、
参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました。

2022.04.25