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123『 「ピアノ」について / Pianoはイタリア語だよ。』

南 博 / ジャズピアニスト、作曲家、エッセイスト

ピアノの歴史、クラシック、ジャズ、ポップスとジャンル分けする事の意味と無意味さを説明しつつ、
Conservatoir,音楽大学の語源と存在意義、そこで何を習うかを説明します。
長じて黒人のブルーズが現代の音楽に及ぼした影響を選りすぐった音源を聴きながら皆で楽しく二時間を過ごしましょう。

もちろん、ピアノという楽器を弾いたり触ったりした事が無い方にも楽しく参加できる自由な講座です。

 

▼当日のレポートはこちら


  • 日 時:2018年4月8日(日)14:00~16:00(2h)
  • 対 象:小学校高学年~25歳までの学生
  • 参加費:なし
  • 持ち物:なし
  • 申し込み期間:2018年3月1日(木) 13:00〜
  • 結果通知:抽選制

予約申し込みは終了しました


南 博 / ジャズピアニスト、作曲家、エッセイスト

1960年東京生まれ。1986年東京音楽大学器楽科打楽器専攻卒業。ピアノを宅孝二、Christian Jacob、Steve Kuhnに師事。 1988年 バークリー音楽大学から奨学金を得て渡米。ボストンを拠点に活動する。1991年バークリー音楽大学パフォーマンス課程修了。1990年代からは、スイス、フランス、ドイツ、デンマークなどに活動の範囲を広げ、ヨーロッパのミュージシャンと交流、ツアーを敢行。特にデンマークのトランぺッター、キャスパー・トランバーグとの親交は深く、コペンハーゲンジャズフェスティバルを含むコンサート活動、CDなどにも参加。国内では自己のグループ「GO THERE」をメインに活動、綾戸知恵、菊地成孔、ジム・ブラック、クリス・スピード、そして伝説的ヴォーカリストの与世山澄子との共演、共同製作でも知られる。また、2008年、オフィシャルサイトに掲載していた日記が小学館より「黒鍵と白鍵の間に」として発売後、福田和也が絶賛したことで注目を浴び、すでに3冊のエッセーを著している。


Voice

ピアノという楽器を何となく音楽室などで見慣れている黒い大きな物体と思われていることでしょう。実際ピアノは黒鍵36,白鍵52、88鍵で出来上がった神秘的な楽器です。グランドピアノとアップライトピアノに分けられますが、グランドピアノの低音部の弦の張力は30トンにもなる、金属と厳選された木の組み合わせで組み立てられている楽器です。元々は高級家具だったのですが、ピアノの歴史と演奏の面白さを少しでも伝えることが出来れば幸いです。

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