2025/07/12
【アートスクール】フォトレポート『モヤモヤをポスターにする!』 金井冬樹 / イラストレーター(2025.7.12)
普段、学校、家庭、友人関係、バイト先、自分のことなど
いろんなシーンで、「もやもや」することって、たくさんあると思います。
とくにティーンの感受性が豊かな今、
些細なことにも傷ついたり、はて?と思うことがたくさんあって
日々、いろんなストレス・悩みがあるはず。
本日は、イラストレーターの金井冬樹さんをお迎えして
そんな日常で感じるさまざまなな「モヤモヤ」を
言葉とイラストでカタチにし表現する「モヤモヤをポスターにする!」ワークショップを
開催しました。
「いろんな価値観をもった人たちが互いに生きやすい社会を作るために
ルールを変えたり、メッセージを伝える方法には選挙、デモ、そしてポスターという形があるんだよ」
と、金井さん。
まもなく投票日を迎える参議院選挙にも絡めて、
これまでに金井さんが作られた
どんな未来目指したいかのキャッチコピーを掲げたポスターを
見せていただきました。
選挙はなぜいくのか。
それは、社会のルールを決める国の代表を決めるため。
そのルールは、一人一人の悩みや声を大事にしているのか
きちんとジャッジするもの。
そこでまずは、普段感じる「モヤモヤ」を書き出してもらいました。
そしてその「モヤモヤ」の正体がなんなのか
その「モヤモヤ」を解決するためにどんな社会を目指したら気持ちよく生きられるのかなどを考えて、
一人一人ポスターを作り、一人ずつ発表してシェアしていきました。
小学生から20代までの幅広い参加者たちの「モヤモヤ」。
個人的な内容の「モヤモヤ」ポスターのはずが、実は他の人も感じている「モヤモヤ」と重なる部分もあり
「わかるー!」と共感しあうシーンが、とても印象的でした。
言いたい感情は溢れるのに、うまく言葉にできない「モヤモヤ」、
結局悩みや「モヤモヤ」って、自分のことか他人のこと=「人」の事
という比較的抽象度の高い悩みをポスターにする子や、
具体的に「休み時間を長くしてほしい」という子、
また日本で、日本人なのにマイノリティーになる多国籍な職場で働く子は
少数派の声、小さな声ってかき消されてしまうから、
助けが必要な声がなかなか届かないので、「音なき声にも耳を傾けてみて」というポスターを制作。
「自分はいい人間じゃない、人を傷つけてしまうから」ということを理由に
自己肯定感が低く、何事も諦めてしまう友人に向けて「考え続けよう!」とエールのようなポスターを作る子も。
今回の講座を通して、若い世代が、細かな粒度で世界を捉え、繊細に感じ、日々考えていること。
そしてその分、苦しんだり辛い思いを抱えているということに、
大人であるわたしたちがはっとさせられる時間にもなりました。
これからも、何かを伝えたり社会を変えていくアクションツールのひとつとして
ポスターを活用しながら、
みんながよりよく生きられる社会を考えたり、目指すきっかけになれば嬉しいです。


